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資本制地代 しほんせいちだいkapitalistische Grundrente; capitalistic rent

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

資本制地代
しほんせいちだい
kapitalistische Grundrente; capitalistic rent

資本主義経済に特有な地代。土地の私有が認められている社会では,いかなる社会においても地代は存在するが,ただその地代の形態はその社会の歴史的発展段階に応じてそれぞれ異なってくる。資本主義社会においては,原理的には借地農業資本家が,耕作者としての賃労働者が生み出した剰余価値の一部を,地主に対してあたかも貨幣資本の借入れに利子を払うと同様に地代として支払うものと考えられている。こうした地代を K.マルクス差額地代絶対地代という2つの基本的形態によって説明した。

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世界大百科事典内の資本制地代の言及

【地代】より

… 農業地代,林業地代,鉱山地代など地代を生み出す産業別に区別された地代の呼名がある。 資本制地代は,(1)差額地代differential rent,(2)絶対地代absolute ground‐rent,(3)独占地代monopolistic rent,(4)代替費用地代(=機会費用地代),に大別される。 さらに地代を歴史的にみると,先資本制地代と資本制地代に分けられ,先資本制地代はさらに,封建地代と過渡的地代形態に区別される。…

※「資本制地代」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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