賜び給ふ(読み)タビタマウ

デジタル大辞泉の解説

たび‐たま・う〔‐たまふ〕【賜び給ふ】

[動ハ四]《下位者にくれてやるの意を含む動詞「た(賜)ぶ」に補助動詞「たま(給)う」の付いたものから。命令形が用いられる》
「やる」「くれる」の意の尊敬語。お与え下さる。
「宝をわれに―・へ」〈虎寛狂・節分
(補助動詞)動詞の連用形、またはそれに接続助詞「て」を添えた形に付いて、…てくださる、の意を表す。
「私に銀子一貫目得さして―・へ」〈咄・露がはなし・三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

たびたまう【賜び給ふ】

( 動四 )
〔動詞「たぶ」に補助動詞「たまふ」が付いてできたもの。命令形が多く用いられる〕
お与えくださる。 「男子にてましませばわらはに-・へ/曽我 1
(補助動詞) 動詞または動詞の連用形に助詞「て」の付いたものに付いて、…してくださるの意を表す。 「わが跡とひて-・へ/謡曲・松風」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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