賤妾(読み)せんしょう

精選版 日本国語大辞典 「賤妾」の意味・読み・例文・類語

せん‐しょう‥セフ【賤妾】

  1. 〘 名詞 〙
  2. いやしいそばめ。〔春秋左伝‐宣公三年〕
  3. 女性自分の身をへりくだっていう語。
    1. [初出の実例]「賤妾中心歓未尽、良人上馬遠従征」(出典文華秀麗集(818)中・奉和春閨怨〈朝野鹿取〉)
    2. [その他の文献]〔古楽府‐東門行〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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