のり‐ゆみ【賭弓・賭射】
- 〘 名詞 〙
- ① 品物を賭(か)けて弓を射ること。かけごとの弓。
- ② 公家の年中行事の一つ。射礼(じゃらい)の翌日、すなわち正月一八日、天皇が弓場殿(ゆばどの)に出御、左右の近衛府、兵衛府の舎人(とねり)が弓を射るのを御覧になって、勝った方には賭物(のりもの)を賜い、負けた方には罰酒を課した。のりゆみのせち。《 季語・新年 》

賭弓
②〈年中行事絵巻〉" />
- [初出の実例]「賭射。右近衛右兵衛並勝レ之」(出典:類聚国史‐七二・十七日射礼・天長元年(824)正月丁卯)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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