デジタル大辞泉
「贅語」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ぜい‐ご【贅語】
- [ 1 ] 〘 名詞 〙 むだなことば。贅言(ぜいげん)。
- [初出の実例]「中庸、此悪むべき贅語の生れたるが故に、人は堕落せるなり」(出典:ブランド(1909)〈有島武郎〉二)
- [ 2 ] 江戸中期の哲学書。一四冊。三浦梅園著。寛政元年(一七八九)成立。独創的な条理哲学を樹立した梅園が、古今東西の学説を検討・批判したもの。「玄語(げんご)」「敢語(かんご)」と共に、「梅園三語」と呼ばれる。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「贅語」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の贅語の言及
【三浦梅園】より
…かくて条理探究の書《[玄語]》の稿を起こし,53歳でついに完成した。別に彼が思索の資料とした中国古典,日本・中国の医書,西洋学の書(《天経或問(わくもん)》,《解体新書》,清の梅文鼎の天文学書など)を縦横に引用し批判した《贅語》があり,また人倫哲学の《敢語》がある(合わせて〈梅園三語〉,すべて漢文)。そのほか経済論として有名な《[価原]》,漢詩概論として中国にも比肩するものなしといわれる《詩轍》など,卓越した著述が多い。…
※「贅語」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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