精選版 日本国語大辞典 「贅語」の意味・読み・例文・類語 ぜい‐ご【贅語】 [1] 〘名〙 むだなことば。贅言(ぜいげん)。※ブランド(1909)〈有島武郎〉二「中庸、此悪むべき贅語の生れたるが故に、人は堕落せるなり」[2] 江戸中期の哲学書。一四冊。三浦梅園著。寛政元年(一七八九)成立。独創的な条理哲学を樹立した梅園が、古今東西の学説を検討・批判したもの。「玄語(げんご)」「敢語(かんご)」と共に、「梅園三語」と呼ばれる。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報