赤いピラミッド(読み)アカイピラミッド

デジタル大辞泉 「赤いピラミッド」の意味・読み・例文・類語

あかい‐ピラミッド【赤いピラミッド】

Red Pyramidエジプト、ナイル川下流西岸にある古代エジプトの王墓群(ネクロポリス)、ダハシュールにあるピラミッド通称。古王国第4王朝の創始者でクフ王の父であるスネフル王が建設。いわゆる方錐型ピラミッドとしては現存する最古のものとして知られる。基礎部分の一辺の長さ約220メートル、高さ約105メートル。名称表面花崗岩かこうがんが赤く見えることに由来する。屈折ピラミッドとともに、「メンフィスとその墓地遺跡、ギザからダハシュールまでのピラミッド地帯」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。赤のピラミッド。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

デジタル貿易

国境を越えて、データや情報の移転を伴う商取引の総称。ECサイトやコンテンツ配信サービスの利用、国外にある宿泊施設の予約など、インターネットを基盤とし、電子的または物理的に提供される製品・サービス全般を...

デジタル貿易の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android