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赤山明神 せきさんみょうじん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

赤山明神
せきさんみょうじん

比叡山延暦寺の守護神。三十番神の一つ。オオナムチノミコトまたはスサノオノミコトともいうが,元来は中国の山神。日吉 (ひえ) 神社に対し,西麓を守護する。

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デジタル大辞泉の解説

せきざん‐みょうじん〔‐ミヤウジン〕【赤山明神】

京都にある延暦寺別院赤山禅院に祭られている天台宗の守護神。中国の泰山府君(たいざんふくん)と同神で、延命富貴をつかさどり商家の信仰を集めた。

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大辞林 第三版の解説

せきざんみょうじん【赤山明神】

天台宗の守護神。円仁が入唐中冥加を得た中国山東省の赤山の神、泰山府君を勧請し、京都の修学院にある赤山禅院にまつったもの。延命・富貴の神として商人の信仰があつい。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

赤山明神
せきさんみょうじん

京都市左京区修学院(しゅうがくいん)離宮の北にある延暦寺(えんりゃくじ)の別院、赤山禅院に祀(まつ)る。天台宗の護法三十番神の一つ。慈覚(じかく)大師円仁(えんにん)が入唐(にっとう)して登州の赤山法華(ほっけ)院に滞在中この山神に深く帰依(きえ)し、帰朝後これを叡山(えいざん)に祀ろうとして果たさず、その遺命を継いで弟子の天台座主(ざす)安恵が貞観(じょうがん)6年(864)西坂本に祀り、のちに現在地に遷座、赤山大明神と号す。泰山府君(たいざんふくん)と同神で、素戔嗚神(すさのおのみこと)、大己貴神(おおなむちのかみ)にも比せられ、延命富貴の神と信ぜられ古来方除(かたよ)けの信仰を集めている。[薗田 稔]

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世界大百科事典内の赤山明神の言及

【泰山府君祭】より

…泰山府君は中国古代からの神であるが,仏教の閻魔大王と習合し,人間の寿命と福禄を支配し,その侍者司命神が冥府の戸籍を管理すると信ぜられた。天台宗の円仁が中国から勧請して比叡山麓にまつった赤山明神はこの神といわれ,また素戔嗚(すさのお)尊や大国主神など日本の神祇とも結びつけられ,本地垂迹説によって本地地蔵菩薩とされた。平安時代に宮廷公家の間で盛んにまつられたのみならず,鎌倉幕府でも武家がとくに頻繁に祭りを行い,陰陽家安倍氏が最も得意とした祭りであった。…

※「赤山明神」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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