赤血球の寿命と骨髄のはたらき(読み)せっけっきゅうのじゅみょうとこつずいのはたらき

家庭医学館 の解説

せっけっきゅうのじゅみょうとこつずいのはたらき【赤血球の寿命と骨髄のはたらき】

 赤血球は、骨髄にある造血細胞によってつくられます。約120日すると、赤血球の表面老化目印が現われ、これを感知したマクロファージ(大食細胞(たいしょくさいぼう))が処理します。
 そのおもな場が脾臓ひぞう)や肝臓で、鉄分は再び赤血球の産生にまわされるなど、リサイクルされます。
 骨髄では、こうして死んだ赤血球に見合うだけの新たな赤血球がつくられるので、赤血球の数は一定しています。
 しかし、造血細胞の赤血球をつくる能力には余裕があって、栄養状態がよければ、出血など、いざというときには通常の6~8倍の赤血球をつくり出すことができます。
 出血や寿命などで失われる赤血球数が造血細胞の能力を超えていたり、造血細胞に問題がおこって必要なだけの赤血球がつくられないと、貧血がおこってきます。

出典 小学館家庭医学館について 情報

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