赦宥(読み)しゃゆう

精選版 日本国語大辞典 「赦宥」の意味・読み・例文・類語

しゃ‐ゆう‥イウ【赦宥】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「赦」は刑罰を免除すること。「宥」は手心を加えて刑を軽くすること ) 罪や過失をゆるして罪を問わないこと。赦免
    1. [初出の実例]「今日依天文変異、有赦宥詔書」(出典本朝世紀‐天慶八年(945)一二月七日)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐襄公一一年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「赦宥」の読み・字形・画数・意味

【赦宥】しやゆう(いう)

罪をゆるす。漢・〔陳太丘(寔(しよく))の碑文〕會(たまたま)黨(錮)の事に(あ)ひ、禁錮せらるること二十年、天を樂しみ命を知り、澹然として自らす。~書もて赦宥せらるるにび、時に年已に七十。丘山に隱れ、懸車老す。

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