赫耀(読み)かくよう

精選版 日本国語大辞典 「赫耀」の意味・読み・例文・類語

かく‐よう‥エウ【赫耀】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙
  2. 赤く照り輝くさま。
    1. [初出の実例]「形は御岳にも少もたがわず光明赫耀(カクヨウ)たる玉なり」(出典地蔵菩薩霊験記(16C後)二)
  3. 威徳などが光り輝くさま。勢力あるさま。
    1. [初出の実例]「弘安の蒙古、慶長の朝鮮、大明、海外に武威赫耀(カクヤウ)たる皇国武家がトウドウ腰をぬかしたのサ」(出典:開化入口(1873‐74)〈横河秋濤〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android