越名沼(読み)こえなぬま

日本歴史地名大系 「越名沼」の解説

越名沼
こえなぬま

[現在地名]佐野市越名町・鐙塚町・西浦

三毳みかも山の西麓に広がっていた沼。干拓され現在は消滅。近世では西岸鐙塚あぶづか村・高萩たかはぎ村・越名村。天正二年(一五七四)のものと推定される一一月二四日の上杉輝虎書状写(集古文書)に「古井名沼」とみえ、関東へ進攻した上杉謙信が同月二二日に同沼の畔に陣を張っている。「下野国誌」には「鯉名沼」とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む