越敷山(読み)こしきさん

日本歴史地名大系 「越敷山」の解説

越敷山
こしきさん

山頂岸本町と会見あいみ町の境にあって標高二二六・五メートル、山域も両町にまたがる。北に広がる緩やかな傾斜を有する台地越敷野こしきのとよばれる。山頂付近は荒地、西側(会見町側)に若干畑があり、ほかはおもに針葉樹林に覆われている。また東側(岸本町側)の傾斜面には溜池が多く造られている。山頂付近には前方後円墳一基を含む古墳群などがあり、近時のゴルフ場建設に伴う発掘調査でも、縄文時代から古墳時代にかけての各種遺跡が発見されており、古代以前より山間部としてはまれな大きい集落が一帯に形成されていたことが知られる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む