長門国萩藩撫育方の出先機関。1763年(宝暦13)検地による増収分を基金として,別途会計の機関の撫育方を設け,新田開発・殖産興業・士民の救済策などの事業を展開した。越荷方はこの事業の一環として設立された。越荷とは北前船をはじめとする他国廻船のもたらす商品のことで,越荷方はこれら商品を抵当とする資金の貸付けや委託販売・倉庫業などを行った。はじめ下関の伊崎新地に設立されたが,瀬戸内における廻船の増加もあり,のち萩・山口・三田尻にも設立された。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加
9/20 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新