跨線橋(読み)コセンキョウ(その他表記)overbridge

デジタル大辞泉 「跨線橋」の意味・読み・例文・類語

こせん‐きょう〔‐ケウ〕【×跨線橋】

鉄道線路の上をまたぐような形で架けた橋。渡線橋。
[類語]陸橋歩道橋ガード

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精選版 日本国語大辞典 「跨線橋」の意味・読み・例文・類語

こせん‐きょう‥ケウ【跨線橋】

  1. 〘 名詞 〙 鉄道線路の上を横切って架け渡した橋。
    1. [初出の実例]「曇天の下に妙に反れ曲ってゐる跨線橋の灰色を発見する」(出典:軍艦茉莉(1929)〈安西冬衛〉曇日と停車場)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「跨線橋」の意味・わかりやすい解説

跨線橋
こせんきょう
overbridge

架道橋のうち鉄道線路を立体交差で越えるために架けられた橋。跨線道路橋、跨線歩道橋などがある。旅客駅などの旅客連絡用の跨線通路もその一種である。鉄道が道路の上を越える場合には跨道鉄道橋という。跨線橋では、下を通る鉄道のために所要の桁下(けたした)空間を確保すると同時に、経済上の理由から橋への取付け部分の距離を短くしたいため、構造高が制限されることが多い。桁橋以外では一般に下路(かろ)橋である。跨線橋と同じ目的の構造物に地下通路がある。

[小林昭一]

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