跳虫(読み)トビムシ

デジタル大辞泉 「跳虫」の意味・読み・例文・類語

とび‐むし【跳虫/飛虫】

トビムシ目の昆虫総称体長1~5ミリで、はねはない。腹部跳躍器をもち、よく跳ねる。湿気の多い所をこのむ。粘管類。のみむし。
端脚目ヨコエビ亜目の甲殻類。体長約1センチで、多く淡水にすむ。体は平たく弓状に曲がり、よく跳ねる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「跳虫」の意味・読み・例文・類語

はね‐むし【跳虫】

  1. 〘 名詞 〙
  2. とびむし(跳虫)」のこと。
  3. 軽率な人。粗忽者
  4. 飛び人形
    1. [初出の実例]「はね虫はやににこはぜの竹細工」(出典:雑俳・鶯宿梅(1730))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「跳虫」の読み・字形・画数・意味

【跳虫】ちようちゆう

蚤。

字通「跳」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「跳虫」の解説

跳虫 (トビムシ)

動物。トビムシ目の昆虫の総称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android