身密(読み)シンミツ

デジタル大辞泉 「身密」の意味・読み・例文・類語

しん‐みつ【身密】

仏語三密の一。人知では計り知れない、仏の神秘不思議な身体による行為。手に印契を結ぶことで象徴的に表される。

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精選版 日本国語大辞典 「身密」の意味・読み・例文・類語

しん‐みつ【身密】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。三密の一つ。仏の三業凡夫のはかりしれない不思議であるから、仏の身業(しんごう)をいう。また、密教でその仏の身業にかなう手に結ぶ印相をいう。
    1. [初出の実例]「謂三密者一身密二語密三心密」(出典:即身成仏義(823‐824頃))
    2. [その他の文献]〔菩提心論〕

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