精選版 日本国語大辞典 「軍管区」の意味・読み・例文・類語 ぐん‐かんく‥クヮンク【軍管区】 〘 名詞 〙 旧日本陸軍で管轄した軍区。昭和一七年(一九四二)全国を東部・中部・西部・北部・台湾・朝鮮の六区に分けて、それぞれに防衛・防空・軍政などを担当する軍司令官を置いた。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「軍管区」の意味・わかりやすい解説 軍管区ぐんかんく 太平洋戦争中,日本列島をいくつかの管区に分けて,郷土防衛,訓練,兵站などの後方任務にあたった旧日本陸軍の行政区分。旧ソ連軍では地上軍,空軍,防空軍が一つの軍管区に属しており,軍管区司令官は諸兵科統合作戦を行うことができた。また複数の軍管区が一緒になって軍事作戦戦域 TVDを形成していた。中国の1級軍管区では軍管区司令部のある都市の名前が軍管区につけられており,作戦上の指揮のほか,訓練,兵站の責任を負っていた。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by