転折(読み)テンセツ

デジタル大辞泉 「転折」の意味・読み・例文・類語

てん‐せつ【転折】

[名](スル)
進行方向を変えること。特に、航路を変えること。
「彼れは其の行違わんとする針路を―して」〈竜渓・浮城物語
転筆てんぴつ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「転折」の意味・読み・例文・類語

てん‐せつ【転折】

〘名〙
詩文など、途中語意句意を転ずること。
駿台雑話(1732)五「起端あり、承接あり、転折(テンセツ)あり、収結あり」
船舶などが、その針路を転ずること。
※浮城物語(1890)〈矢野龍渓〉一七「其行違はんとする針路を転折(〈注〉テンセツ)して」
③ 書法の一つ。横画から縦画に転じ、縦画から撥ねに転ずるように、筆路が急に変化すること。また、その部分転筆

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普及版 字通 「転折」の読み・字形・画数・意味

【転折】てんせつ

めぐる。

字通「転」の項目を見る

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