コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

転換価格修正条項付き転換社債 てんかんかかくしゅうせいじょうこうつきてんかんしゃさい Moving Strike Convertible Bond

1件 の用語解説(転換価格修正条項付き転換社債の意味・用語解説を検索)

知恵蔵2015の解説

転換価格修正条項付き転換社債

転換社債型新株予約権付き社債のうち、発行後一定期間を経過するとその時の株式の時価によって転換価格が変わる条項が付いたもの。転換価格には下限が設定される場合とされない場合がある。株価が下落した場合には、転換価格も下方に修正され、転換される株式数は増加する。このため希薄化が起こり、1株当たりの価値が減少することになるためにさらなる下落を招くことがある。この場合、既存の株主は希薄化による価値の減少と株価下落の二重の損失を被ることになる。一方、引き受け側は株価下落局面で転換した上で空売りすればさらなる株価下落によって多額の利益を得ることができる。当初は資金調達力が劣るが潜在的な成長可能性を持つ新興企業が、将来の利益成長による株価上昇期待を前提に発行することが多かった。しかし、結果的には株価下落に拍車を掛ける例が多く、投資家からの批判も強い。

(熊井泰明 証券アナリスト / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

転換価格修正条項付き転換社債の関連キーワードエクイティファイナンス転換社債新株予約権付社債修正条項付き転換社債エクイティーファイナンスCBカムワラント転換社債型新株予約権付社債新株予約権証券

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone