コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

軽焼(き) カルヤキ

2件 の用語解説(軽焼(き)の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

かる‐やき【軽焼(き)】

軽焼き煎餅(せんべい)」の略。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

軽焼
かるやき

軽焼煎餅(せんべい)の略。糯米(もちごめ)を洗って20日ほど水に浸け、白砂糖を加えて餅(もち)に搗(つ)き、なまこ形につくってかき餅のように薄く切り、銅鍋(どうなべ)で焼く。また、糯米粉に砂糖を加えて水でこね、いったん蒸して糖蜜(とうみつ)を加え、麺棒(めんぼう)でのしてさまざまな形に切り、鉄板にのせて焼く。膨れて歯ざわりの軽やかなのが喜ばれ、江戸時代初期から流行した菓子である。『誹風柳多留(はいふうやなぎだる)』に「軽焼きを買いに他宗は通り抜け」とある。江戸・浅草の東本願寺裏の誓願寺門前で茗荷屋(みょうがや)九兵衛の売り出した軽焼を買いに行くのに、他宗旨の客は東本願寺境内を素通りし近道をしたという評判記である。このほか、麹町(こうじまち)三丁目横町桔梗(ききょう)屋の花軽焼、神田紺屋町山城屋のけし入り軽焼が『江戸町中喰物(くいもの)重宝記』にみえる。また『寛永発句帳』に「雪焼、氷焼は軽焼の白色なるをいうなるべし」とある。岡山県津山市の「初雪」などはそれであり、家に持ち帰ってから火鉢で焼く片餅(へぎもち)(生地種(きじだね)煎餅)であった。[沢 史生]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

軽焼(き)の関連キーワード朝顔煎餅沙煎餅海老煎餅瓦煎餅寿煎餅草加煎餅卵煎餅辻占煎餅味噌煎餅

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone