載筆(読み)さいひつ

精選版 日本国語大辞典 「載筆」の意味・読み・例文・類語

さい‐ひつ【載筆】

〘名〙 筆をとって文章を書くこと。特に、記録歴史を書くこと。
一年有半(1901)〈中江兆民〉三「所謂自由新聞なる者に載筆し」 〔礼記‐曲礼上〕

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普及版 字通 「載筆」の読み・字形・画数・意味

【載筆】さいひつ

筆を携えて天子に従う。〔礼記、曲礼上〕(王出でて征するときは)は(記録のため)筆を載せ、士は言(盟会旧辞)を載す。

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