載筆(読み)さいひつ

精選版 日本国語大辞典 「載筆」の意味・読み・例文・類語

さい‐ひつ【載筆】

  1. 〘 名詞 〙 筆をとって文章を書くこと。特に、記録歴史を書くこと。
    1. [初出の実例]「所謂自由新聞なる者に載筆し」(出典:一年有半(1901)〈中江兆民〉三)
    2. [その他の文献]〔礼記‐曲礼上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「載筆」の読み・字形・画数・意味

【載筆】さいひつ

筆を携えて天子に従う。〔礼記、曲礼上〕(王出でて征するときは)は(記録のため)筆を載せ、士は言(盟会旧辞)を載す。

字通「載」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android