輸卵管(読み)ユランカン

デジタル大辞泉 「輸卵管」の意味・読み・例文・類語

ゆらん‐かん〔‐クワン〕【輸卵管】

卵管

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精選版 日本国語大辞典 「輸卵管」の意味・読み・例文・類語

ゆらん‐かん‥クヮン【輸卵管】

  1. 〘 名詞 〙 生殖器官一つ卵子生殖孔まで輸送する管。魚類以外の脊椎動物ではミュラー管から分化する。魚類では、卵巣皮膜が延長したもの、哺乳類では輸卵管の一部子宮に分化し、子宮と体外開口部との間は腟となる。卵管。らっぱ管。〔生物学語彙(1884)〕

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「輸卵管」の意味・わかりやすい解説

輸卵管
ゆらんかん

解剖学名では卵管という。卵を生殖孔まで運ぶ管で、哺乳(ほにゅう)類では胎生(たいせい)と関連してこの一部が子宮に分化している。

[編集部]

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栄養・生化学辞典 「輸卵管」の解説

輸卵管

 →卵管

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世界大百科事典(旧版)内の輸卵管の言及

【卵管】より

卵巣から出た卵を子宮まで運ぶ管。輸卵管またはらっぱ管ともいう。発生的には子宮と同じくミュラー管に由来する。…

※「輸卵管」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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