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農人形 ノウニンギョウ

大辞林 第三版の解説

のうにんぎょう【農人形】

茨城県水戸市で作られる農民をかたどった人形。徳川斉昭が朝夕拝したという銅の農民像に似せて作った素焼きのもの。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

農人形
のうにんぎょう

茨城県水戸市の郷土玩具(がんぐ)。笠(かさ)を裏返しに持った農夫が、座っている像のかたわらに稲束を置いたもので、無彩色の木彫りと黒い土製のものとがある。幕末の水戸藩主徳川斉昭(なりあき)は、藩政の改革の際、農本主義を唱え、農人形をつくらせて、食事の際には人形の笠の中に一飯を供えてから箸(はし)をとったという。農人形は、その遺徳をしのんで生まれたもので、明治末期からつくられた。[斎藤良輔]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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