農業保護政策(読み)のうぎょうほごせいさく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「農業保護政策」の意味・わかりやすい解説

農業保護政策
のうぎょうほごせいさく

農業の保護・育成を目的とした政策の総称。食糧の安定した需給,農業と他産業との所得均衡をはかることなどを理由としている。政策手段は,輸入調整措置 (数量制限,関税,輸入課徴金など) ,国内価格支持制度 (価格安定制度,不足払い制度など) ,生産政策 (生産補助金,融資,研究開発など) ,構造政策 (土地改良,経営規模の拡大など) や福祉政策,環境政策など多岐にわたる。特に農産物の過剰問題から保護政策が各国において強化され,農産物貿易に混乱を生じ,国際的問題となった。近年,国際的農業交渉の場で国内農業保護措置の協調的削減により,市場原理に即した農業生産の実現を目指し具体的な話合いがもたれている。

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栄養・生化学辞典 「農業保護政策」の解説

農業保護政策

 農業と他産業との均等をはかり,農業の相対的地位の低下を保護する政策をいう.代表的なものに食糧管理制度に基づく米価対策,農産物貿易政策による輸入制限措置などがある.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

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