デジタル大辞泉の解説 こん‐る【▽近流】 三流(さんる)の一。律で規定した流罪のうち最も軽いもの。越前・安芸(あき)などに流した。 きん‐る【近流】 ⇒こんる(近流) 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典の解説 こん‐る【近流】 〘名〙 (「こん」「る」はそれぞれ「近」「流」の呉音) 令制での近国への流罪。神亀元年(七二四)に定められ、延喜式に継承された。越前、安芸への配流がこれにあたる。→遠流(おんる)・中流(ちゅうる)。※延喜式(927)二九「凡流移人者、省定二配所一申レ官、〈略〉越前〈三百一十五里〉、安芸等国〈四百九十里〉為二近流一」[補注]「続日本紀‐神亀元年三月庚申」に「定二諸流配遠近之程一。〈略〉越前・安芸為レ近」とある。 きん‐る【近流】 〘名〙 ⇒こんる(近流) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報