近藤信男(読み)コンドウ ノブオ

20世紀日本人名事典 「近藤信男」の解説

近藤 信男
コンドウ ノブオ

昭和期の実業家 近藤紡績所社長。



生年
明治36(1903)年7月5日

没年
昭和48(1973)年4月17日

出生地
愛知県西尾市

学歴〔年〕
慶応義塾大学卒

経歴
昭和4年、大学4年の時に父の跡を継いで近藤紡績社長に就任亡父借財をたちまち返済し、1代で十大紡に次ぐ大手の紡績会社に発展させた。相場師としても有名で、綿糸・毛糸など繊維相場を左右し、4大証券や笹川良一を相手に戦うなど、“最後の相場師”といわれた。46、47年に中山製鋼株をめぐり、笹川良一と争い痛撃を受け引退した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「近藤信男」の解説

近藤信男 こんどう-のぶお

1903-1973 昭和時代の実業家。
明治36年7月5日生まれ。父近藤繁八の死去により昭和4年近藤紡績社長となり,会社を十大紡績につぐ大手にそだてる。綿糸,株式市場などで大仕手戦をくりひろげ,相場師として知られた。昭和48年4月17日死去。69歳。愛知県出身。慶大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「近藤信男」の解説

近藤 信男 (こんどう のぶお)

生年月日:1903年7月5日
昭和時代の実業家。近藤紡績所社長
1973年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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