近藤頼巳(読み)コンドウ ヨリミ

20世紀日本人名事典 「近藤頼巳」の解説

近藤 頼巳
コンドウ ヨリミ

昭和期の作物学者 東京農工大学名誉教授



生年
明治41(1908)年1月9日

没年
昭和63(1988)年9月19日

出身地
広島県芦品郡新市町

学歴〔年〕
東京帝国大学農学部農学科〔昭和6年〕卒

学位〔年〕
農学博士〔昭和26年〕

主な受賞名〔年〕
勲二等旭日重光章〔昭和54年〕

経歴
農林省を経て、昭和29年東京農工大教授、37年農学部長、41年学長を歴任。47年退官し名誉教授。冷害の発生機構の解明や、保温折衷苗代開発普及に尽した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「近藤頼巳」の解説

近藤頼巳 こんどう-よりみ

1908-1988 昭和時代の作物学者。
明治41年1月9日生まれ。農林省農事試験場技官をへて,昭和29年東京農工大教授となり,41-47年学長。イネの冷害の発生機構を研究荻原豊次が考案した冷害につよい苗代に注目し,保温折衷苗代と命名,その開発と普及につとめた。昭和63年9月19日死去。80歳。広島県出身。東京帝大卒。著作に「水田農業の新技術」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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