デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「近衛基嗣」の解説 近衛基嗣 このえ-もとつぐ 1305-1354 鎌倉-南北朝時代の公卿(くぎょう)。嘉元(かげん)3年生まれ。近衛経平(つねひら)の子。元徳3=元弘(げんこう)元年左大臣となるが,光厳天皇退位にともなって官職をとめられる。建武(けんむ)4=延元2年復帰して関白,氏長者。従一位。文和(ぶんな)3=正平(しょうへい)9年4月8日死去。50歳。号は後岡屋(ごおかのや)。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by
朝日日本歴史人物事典 「近衛基嗣」の解説 近衛基嗣 没年:文和3/正平9.4.8(1354.5.1) 生年:嘉元3(1305) 鎌倉時代後期から南北朝時代の公家。父は近衛経平。正和5(1316)年閏10月従三位・非参議。元弘1(1331)年2月左大臣となるが,同3年5月後醍醐天皇の詔により停止。建武4/延元2(1337)年4月北朝の下で関白。南朝に走った従兄弟の経忠と家門を争う。号は後岡屋関白。 (森茂暁) 出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報 Sponserd by