化学辞典 第2版 「近距離力」の解説 近距離力キンキョリリョクshort-range force 物質粒子間に作用する力のうちで,その有効範囲が小さいものをいう.分子,原子,核子などの間にはたらく力は,クーロン力,ファンデルワールス力以外は,一般に近距離力である.例としては,分子間にはたらく交換斥力や,核子間にはたらく核力などがある.[別用語参照]分子間力 出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「近距離力」の意味・わかりやすい解説 近距離力きんきょりりょくshort range force 短距離力ともいう。物体間に働く力のうち,ごく近い距離でだけ働く力。距離が遠くなると力の大きさは急激に小さくなる (実質的にはゼロ) 。たとえば,原子または分子間に働く凝集力や付着力,陽子や中性子の間に働く核力などがある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by