逗子の斜面崩落事故

共同通信ニュース用語解説 「逗子の斜面崩落事故」の解説

逗子の斜面崩落事故

神奈川県逗子市で2020年2月5日午前8時ごろ、マンション敷地の斜面が崩れ、直下市道を歩いていた県立高3年の女子生徒=当時(18)=が死亡した。遺族は21年、崩落への対策が不十分だったとして、マンションの管理会社側や区分所有する住民らに損害賠償を求めて提訴。住民らと和解後、横浜地裁が管理会社側に賠償を命じた。元担当者は控訴している。県に対しては、危険な斜面を放置したとして23年に提訴した。県の報告書で国土交通省の専門家は「風化主因とした崩落」と指摘している。県と市は「遺族の意向」として生徒の氏名を公表していない。

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