山川 世界史小辞典 改訂新版 の解説
連邦派・連邦党〔アメリカ〕(れんぽうは・れんぽうとう)
Federalists
(1)連邦派とは,1787年から88年にかけて合衆国憲法案が各邦で討議されたとき,中央政府の強化を望み憲法案を支持した人々。(2)連邦党とは,連邦政府発足後,1793年頃形成された政党。主な指導者はまずハミルトン,ついでジョン・アダムズであった。1800年の選挙で民主共和党に敗れて以後,急速に衰えた。民衆を恐れ選挙権の拡大を好まず,また対外政策では親英的であった。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報