運玉森(読み)うんたまむい

日本歴史地名大系 「運玉森」の解説

運玉森
うんたまむい

与那原町と西原にしはら町の境界に位置する標高一五八・一メートルの孤立した山。頂上からは南に与那原よなばる町並が、東方に中城なかぐすく湾、さらに知念ちねん村の久高くだか島、勝連かつれん町の津堅つけん島がみえ、周辺から山当てなど目印とされた山の高まり(モリ・盛)。地質的には新第三紀鮮新世の泥岩砂岩がほとんどで、山頂部には第四紀更新世の琉球石灰岩がキャップロック状をなす。北から東、南東側は比較的急な斜面をなし、西側・南側は緩やかな斜面が続くが山頂付近で急になる。東・北東側の麓は住宅地で北から北西側にはゴルフ場がある。「おもろさうし」巻三の一五にみえる「うふたま」にあたり、「一 きこゑ大きみきや(聞得大君が)/あまみや世の うふ玉(太古からの〔由緒ある〕うぶたま嶽)/うふたまは いのるすと よかける(うぶたま嶽を祈る者こそ 世を支配する)/又 とよむせたかこか(鳴響む霊力高い子が)」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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