過悪(読み)かあく

精選版 日本国語大辞典 「過悪」の意味・読み・例文・類語

か‐あくクヮ‥【過悪】

  1. 〘 名詞 〙 不注意や考え違いによる失敗と、道徳宗教に反する悪い行為。過失と罪悪。
    1. [初出の実例]「志のきどくなる所あるは誦経の威儀なり、凡習の過悪をこまかに記したるものは感応篇なり」(出典:集義和書(1676頃)一〇)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝注‐桓公一六年〕〔勝鬘経‐一乗章〕

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普及版 字通 「過悪」の読み・字形・画数・意味

【過悪】か(くわ)あく

あやまち。〔周礼地官、州長〕正の吉、各州の民を屬(あつ)めて(法)を讀み、以て其のを攷(かんが)へて之れをめ、以て其の惡を(ただ)して之れを戒む。

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