遠の朝廷(読み)トオノミカド

大辞林 第三版の解説

とおのみかど【遠の朝廷】

京都から遠く隔たった地方にある役所。大宰府・国府、また新羅にあった日本府などをいう。 「天皇すめろきの-と韓国に渡る我が背は/万葉集 3688

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精選版 日本国語大辞典の解説

とおの【遠の】 朝廷(みかど)

① 都から遠く離れた地にある官府。陸奥の鎮守府や諸国の国衙(こくが)などがこれにあたる。
万葉(8C後)六・九七三「食国(をすくに)の 遠乃御朝庭(とほノみかど)に 汝等(いましら)が かく罷りなば」
② 特に、大宰府のこと。
※万葉(8C後)五・七九四「大君の 等保乃朝庭(トホノみかど)と しらぬひ 筑紫の国に」
③ 新羅(しらぎ)に置かれた官家。
※万葉(8C後)一五・三六八八「すめろきの 等保能朝庭(トホノみかど)と から国に 渡るわが背は」

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