遠略(読み)エンリャク

デジタル大辞泉 「遠略」の意味・読み・例文・類語

えん‐りゃく〔ヱン‐〕【遠略】

遠大で奥深い策略。
此人は年尚お若しと雖ども、英武にして―あり」〈竜渓経国美談

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精選版 日本国語大辞典 「遠略」の意味・読み・例文・類語

えん‐りゃくヱン‥【遠略】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 普通の人には測り知れないような深い策略。また、遠い将来にまで及ぶようなはかりごと。遠謀。〔布令必用新撰字引(1869)〕〔陸機‐弁亡論〕
  3. 遠国を攻め取るはかりごと。
    1. [初出の実例]「政宗の壮志は消滅するに至らず。外征遠畧に由りて意を逞くせんと欲し」(出典:文明東漸史(1884)〈藤田茂吉〉内篇)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐僖公九年〕

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普及版 字通 「遠略」の読み・字形・画数・意味

【遠略】えんりやく

遠謀。

字通「遠」の項目を見る

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