遠藤桂風(読み)エンドウ ケイフウ

20世紀日本人名事典 「遠藤桂風」の解説

遠藤 桂風
エンドウ ケイフウ

明治〜昭和期の歌人 白岩小学校長



生年
明治13(1880)年9月11日

没年
昭和12(1937)年5月26日

出生地
秋田県角館

本名
遠藤 清

学歴〔年〕
角館小学校卒

経歴
教師となり、秋田県の西長野小学校や白岩小学校などで校長を務めた。明治34年頃から桂風の号で短歌を作り始め、若山牧水に私淑。大正6年には秋田魁新報社主催の秋田県短歌大会に牧水を招き、会のあとの懇親会では彼から歌を贈られている。その後、長らく「秋田魁新報紙上和歌選者を務め、秋田県歌壇重鎮と目された。歌集に「遠藤桂風歌集」「自選五百首」、著書に「角館戊辰戦史」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「遠藤桂風」の解説

遠藤桂風 えんどう-けいふう

1880-1937 明治-昭和時代前期の歌人。
明治13年9月11日生まれ。若山牧水に師事し,大正6年秋田市でひらかれた全県短歌会に牧水をまねく。「秋田魁(さきがけ)新報」歌壇の選者をつとめた。昭和12年5月26日死去。58歳。秋田県出身。本名は清。歌集に「遠藤桂風歌集」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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