遺伝子治療ガイドライン(読み)いでんしちりょうガイドライン

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「遺伝子治療ガイドライン」の意味・わかりやすい解説

遺伝子治療ガイドライン
いでんしちりょうガイドライン

日本国内で遺伝子治療を実施する場合の対象疾患や倫理的歯止めを定めた指針。厚生省では 1993年5月に厚生科学会議が,文部省では 94年2月に学術審議会が策定したが,内容はほぼ共通。対象は有効な治療法のない致命的な遺伝性疾患や悪性の癌の一部,エイズなどに限定し,患者へのインフォームドコンセントや,実施する医療機関に対する審査委員会の事前承認,審査過程の公開などを不可欠の条件とし,次世代へ影響する恐れがある生殖細胞の精子や卵子,受精卵の操作を禁止している。

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