遺緒(読み)イショ

デジタル大辞泉 「遺緒」の意味・読み・例文・類語

い‐しょ〔ヰ‐〕【遺緒】

先人が残した事業遺業

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精選版 日本国語大辞典 「遺緒」の意味・読み・例文・類語

い‐しょヰ‥【遺緒】

  1. 〘 名詞 〙 先人の残した事業。遺業。
    1. [初出の実例]「朕亦遺緒(ヰショ)を継承して苟(いやしく)も懈(おこた)らず」(出典国際連盟脱退に関する詔書‐昭和八年(1933)三月二七日)
    2. [その他の文献]〔書経‐君牙〕

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普及版 字通 「遺緒」の読み・字形・画数・意味

【遺緒】い(ゐ)しよ

先人の残した事業。遺業。〔書、君〕惟(こ)れ予(われ)小子康の嗣守す。亦た惟れ先王の臣、克く左右して四方を亂(をさ)めたり。

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