デジタル大辞泉 「還相」の意味・読み・例文・類語 げん‐そう〔‐サウ〕【▽還相】 仏語。往生して仏になったのち、再びこの世にかえって利他教化きょうけの働きをすること。また、そのためにかえる姿。⇔往相。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「還相」の意味・読み・例文・類語 げん‐そう‥サウ【還相】 〘 名詞 〙 仏語。浄土教で説く二種回向の一つ。極楽に往生した者が、再び現世に還ってきて、一切の衆生を教化して共に仏道に向かわせること。還相の回向。⇔往相。[初出の実例]「此四しゅを、二つにわけ、わうさう、げんさう、二しゅのゑかうを」(出典:浄瑠璃・善導記(1670)五)[その他の文献]〔往生論註‐下〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例