デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「那波三郎右衛門」の解説 那波三郎右衛門(10代) なば-さぶろうえもん 1805-1876 江戸後期-明治時代の豪商。文化2年生まれ。9代の子。出羽(でわ)久保田藩(秋田県)出入り商人。父が組織した貧民救助のための感恩(かんのん)講を発展させる。戊辰(ぼしん)戦争では新政府支持をきめた同藩にイギリス船から調達した洋式銃を供給した。明治9年5月11日死去。72歳。名は祐章(すけあき)。 那波三郎右衛門(9代) なば-さぶろうえもん 1772-1837 江戸時代後期の豪商。明和9年6月3日生まれ。出羽(でわ)久保田藩(秋田県)の出入り商人。醸造や織物で財産をつくり,那波家の中興の祖とされる。藩の織絹方支配。文政12年困窮者をすくうための感恩(かんのん)講をつくった。天保(てんぽう)8年10月18日死去。66歳。名は祐生(すけなり)。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by