郷貢(読み)キョウコウ

精選版 日本国語大辞典 「郷貢」の意味・読み・例文・類語

きょう‐こうキャウ‥【郷貢】

  1. 〘 名詞 〙 中国で、唐代に、士を選ぶのに、学校によらず、州県の長官の選抜によった者。
    1. [初出の実例]「今東曹末儒江侍郎、思郷貢以興学校院」(出典:江吏部集(1010‐11頃)中・冬日於州廟賦詩付小序)
    2. [その他の文献]〔新唐書‐選挙志・上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「郷貢」の読み・字形・画数・意味

【郷貢】きよう(きやう)こう

唐代、州県挙選の者。〔唐書、選挙志上〕制、士を取るの科~大り。學に由る生徒と曰ひ、州縣に由る貢と曰ふ。~其の天子自ら詔するを制擧と曰ふ。

字通「郷」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む