デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「都一静」の解説 都一静 みやこ-いっせい ?-1881 幕末-明治時代の浄瑠璃(じょうるり)太夫。一中節。江戸深川の芸者で,都一浜(いちはま)の門人。「お船蔵の師匠」とよばれた。「葎(むぐら)の夢」「猩々(しょうじょう)」などを作曲。明治14年死去。本名は高木せい。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
朝日日本歴史人物事典 「都一静」の解説 都一静 没年:明治14(1881) 生年:生年不詳 明治期の一中節の太夫。本名高木せい。深川仲町の芸者で6代目都一中の妻一浜の弟子。俗に「お舟蔵の師匠」と呼ばれた。嘉永2(1849)年に一静を名乗る。「葎の夢」「猩 々」「都鳥」「道成寺」など優れた新曲を残した。 (吉野雪子) 出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
世界大百科事典(旧版)内の都一静の言及 【猩々】より …4世井上八千代振付。(5)一中節および山田流箏曲,清元の曲名 一中節は,1855年(安政2)8月,真国作詞,都一静作曲。山田流箏曲には3世中能島松仙が移曲。… ※「都一静」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」