鄙言(読み)ヒゲン

デジタル大辞泉 「鄙言」の意味・読み・例文・類語

ひ‐げん【×鄙言】

田舎言葉。また、世俗の言葉。鄙語

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精選版 日本国語大辞典 「鄙言」の意味・読み・例文・類語

ひ‐げん【鄙言・卑言】

  1. 〘 名詞 〙 いなかのことば。また、世俗のことば。自分のことばを謙遜してもいう。鄙語。鄙詞
    1. [初出の実例]「若預屈請之巖旨者、争述辞遁之鄙言」(出典:釈氏往来(12C後)二月日)
    2. [その他の文献]〔南史‐宋宗室伝〕

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普及版 字通 「鄙言」の読み・字形・画数・意味

【鄙言】ひげん

鄙陋の言。〔宋書、宋室、鮑照伝〕上(しやう)好んでを爲(つく)る。自ら謂(おも)へらく、物能く(な)しと。照、其の旨を悟り、を爲るに鄙言累句(るいく)多し。當時咸(みな)謂へらく、照の才盡きたりと。實に然らざるなり。

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