酒の肴(読み)サケノサカナ

デジタル大辞泉 「酒の肴」の意味・読み・例文・類語

さけ‐の‐さかな【酒の×肴】

酒を飲むときに添える食べ物。また、酒席に興を添える事柄話題。「豆腐酒の肴にする」「友人の結婚話を酒の肴にして盛り上がる」→さかな

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精選版 日本国語大辞典 「酒の肴」の意味・読み・例文・類語

さけ【酒】 の 肴(さかな)

  1. 酒のつまみ。飲酒する際の副食物下酒。下物。
    1. [初出の実例]「酒のさかなに麻のほとりのちしゃの葉 さけのさかなに五条へまいれはちさのは」(出典:歌謡・田植草紙(1540)酒来時之歌)
  2. 酒の席の雰囲気を盛り上げるための話題や物事
    1. [初出の実例]「あなたたち二人してあたしをお酒の肴に呼んだのかと思って」(出典:海市(1968)〈福永武彦〉二)

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