酔顔(読み)スイガン

デジタル大辞泉 「酔顔」の意味・読み・例文・類語

すい‐がん【酔顔】

酒に酔った人の顔。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「酔顔」の意味・読み・例文・類語

すい‐がん【酔顔】

  1. 〘 名詞 〙 酒に酔った顔。
    1. [初出の実例]「晩路逢寒雪、紛々落酔顔」(出典経国集(827)一三・冬日途中値雲簡在督〈巧諸勝〉)
    2. 「烈火の如き酔顔を差付けては太息嘘(ふ)いて」(出典:金色夜叉(1897‐98)〈尾崎紅葉〉続)
    3. [その他の文献]〔白居易‐潯陽宴別詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「酔顔」の読み・字形・画数・意味

【酔顔】すいがん

酒に酔った顔。唐・白居易〔潯陽宴別〕詩 景、行色を牽く 春顏を散ず

字通「酔」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android