醜陋(読み)シュウロウ

デジタル大辞泉 「醜陋」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐ろう〔シウ‐〕【醜×陋】

[名・形動]みにくく卑しいこと。また、そのさま。
「この―な情痴世界をこえて」〈秋声仮装人物

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精選版 日本国語大辞典 「醜陋」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐ろうシウ‥【醜陋】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) みにくく卑しいこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「形状端厳をそしれば醜陋の報を得」(出典:日蓮遺文‐佐渡御書(1272))

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普及版 字通 「醜陋」の読み・字形・画数・意味

【醜陋】しゆう(しう)ろう

姿がみにくい。〔世説新語容止の注に引く梁祚の魏国統〕劉伶、形貌醜陋、身の長(たけ)六尺。然れども肆(しい)放(はうたう)、悠然獨暢、一時に自得す。常に宇宙を以て狹しと爲す。

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