采邑(読み)サイユウ

デジタル大辞泉 「采邑」の意味・読み・例文・類語

さい‐ゆう〔‐イフ〕【采×邑】

領地知行所ちぎょうしょ采地

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精選版 日本国語大辞典 「采邑」の意味・読み・例文・類語

さい‐ゆう‥イフ【采邑】

  1. 〘 名詞 〙 領地。知行所食邑
    1. [初出の実例]「世乱采邑尽見豪奪」(出典:翰林葫蘆集(1518頃)一二・養心院殿秉炬仏事)
    2. 「駢邑とは三百ばかり家のある菜邑也」(出典:足利本論語抄(16C)憲問第十四)
    3. [その他の文献]〔春秋左伝注‐昭公二二年〕

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普及版 字通 「采邑」の読み・字形・画数・意味

【采邑】さいゆう(いふ)

知行所。采地。〔鬼谷子、内〕事に皆(ないけん)(かんの木)り。素(もと)より本始を結ぶ。或いは結ぶにを以てし、~或いは結ぶに邑を以てす。

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