(読み)ざい

精選版 日本国語大辞典 「采」の意味・読み・例文・類語

ざい【采】

甲陽軍鑑(17C初)品四八「此度、広瀬・みしな両人にも小菅並にざいをゆるし下さるるは、六年後酉年なり」
江戸繁昌記(1832‐36)二「纔かに官賜所金麾(〈注〉ザイ)を認むるのみ」

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デジタル大辞泉 「采」の意味・読み・例文・類語

さい【采】[漢字項目]

常用漢字] [音]サイ(呉)(漢) [訓]とる
美しい色彩。「采衣
姿や様子。「風采
えらびとる。「納采
領地。「采地
[名のり]あや・うね・こと
難読采女うねめ

さい【采/×賽】

双六すごろく・ばくちなどで用いる小さな立方体道具六つの面に一から六までの目が記してあり、投げ転がして上面に出た数により勝負を決める。さいころ一天地六いってんちろく
采配」の略。「―を振る」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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