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釈迦の本地 しゃかのほんじ

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世界大百科事典 第2版の解説

しゃかのほんじ【釈迦の本地】

説経節の曲名。天満(てんま)八太夫の正本で,宝永(1704‐11)ころの刊行。釈迦如来一代記で6段構成。檀特山(だんとくせん)の座禅石の上で得道し仏体となるところを中心に,父大王や妻のやしゆたら(耶輸陀羅)女との別れ,忉利天(とうりてん)における母・麻耶夫人(まやぶにん)との再会,だいばだった(提婆達多)の迫害などを織り込み,十大弟子を得た釈迦が,沙羅林の木の下で涅槃(ねはん)を迎えるまでの生涯を物語風にまとめている。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の釈迦の本地の言及

【釈迦】より

… こうした傾向は中世になるとさらに進み,室町末期の《法華経直談鈔(じきだんしよう)》では,仏の出家した姿が,濃い墨染めの身にやつした日本の隠遁僧さながらに描かれた。また,御伽草子の《釈迦の本地》(釈迦出世本懐伝記)は《今昔》に次ぐまとまった仏伝文学であるが,太子時代の釈迦が東・西・南・北の四門で老者・病者・死者・出家者と出会い,それが出家の機縁となる四門出遊の場面は,御伽草子特有の四方と四季を重ねた日本的な風景・景物の描写でつづられる。さらに《塵添壒囊鈔(じんてんあいのうしよう)》では,実母摩耶夫人の死を知らされていなかった太子が,たまたまその墓に詣でて事情を知り,それがもとで出家してしまう話となる。…

※「釈迦の本地」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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