里見義豊(読み)さとみ よしとよ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「里見義豊」の解説

里見義豊 さとみ-よしとよ

1514-1534 戦国時代武将
永正(えいしょう)11年生まれ。里見義通(よしみち)の長男。義豊が20歳になっても,叔父の実尭(さねたか)が家督をゆずる約束をまもらなかったため,天文(てんぶん)2年安房(あわ)(千葉県)稲村城を攻撃して実尭をたおした。3年実尭の子義尭(よしたか)に攻められ,4月6日敗れて自殺した。21歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の里見義豊の言及

【安房国】より

…旧国名。現在の千葉県南部。
【古代】
 東海道に属する中国(《延喜式》)。718年(養老2),北の上総国の平群(へぐり),安房,朝夷(あさひな),長狭(ながさ)4郡を分割して,安房国を建てた。その後,741年(天平13)にもとの上総国に併合されたが,757年(天平宝字1)ふたたび分立して安房国となった。かつて《国造本紀》に成務朝に定まったと伝える阿波国造と,《古事記》神武天皇段にみえる長狭国造の地域であった。…

※「里見義豊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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